金門のビーチでアフリカ豚熱の死豚を発見、輸出を少なくとも1週間停止
海上巡視署の報告によると、金門県金寧乡のビーチで死豚が発見され、検査の結果アフリカ豚熱ウイルスが確認された。中央災害応変センターは、農業部動植物防疫検疫所（防検所）が迅速に現地へ対応し消毒作業を行ったと報告している。
検査の結果、この豚のアフリカ豚熱ウイルスは中国で流行している第2型ウイルスと100%の類似性を示している。金門は中国本土に近く、時折潮流に乗って金門に漂着する死豚が発見されることがある。
感染拡大を防ぐため、金門県政府はこの豚と接触したすべての人員と機器に対して徹底的な消毒を実施している。また、金門県内の飼育農場は健康状態を確認しており、現在異常は見られない。
公告に従い、金門県の豚及びその製品の輸出は少なくとも1週間停止され、無感染確認の下で再開される予定である。現在、アフリカ豚熱はアジア地域で深刻な問題であり、国民に防疫対策への注意を呼びかけている。
