インドの墜落事故映像に関する真実:2023年のネパールの事件の映像だった

インド航空のボーイング787-7ドリームライナーが12日午後、インドのアーメダバードを出発してわずか30秒後に墜落し、乗員200人以上が亡くなり、奇跡的に1人だけが生存しました。この事故を受けて、ソーシャルメディアで「墜落前の機内映像」と称する映像が流出しました。ファクトチェックセンターは調査の結果、この動画は2023年にすでにインターネット上に存在しており、今回の事故とは関係がないことを発見しました。
ファクトチェックセンターは流出した映像が2023年のネパールの航空事故の映像であることを指摘しました。インドのメディア《Aaj Tak》によると、2023年1月にカトマンズからポカラへのフライトが墜落したそうです。比較したところ、報道にはその映像が一致しており、実際にはネパールの航空事故の映像であることが確認されました。
さらに、インドの《Boom》というメディアも2023年にこの映像をファクトチェックしており、2023年1月15日にイエティ航空(Yeti Airlines)のポカラ行きの旅客機が墜落し、乗客のSonu Jaiswalが飛行中にFacebookライブで機内の映像を撮影していたと報じています。この映像は当時ネット上で広く流通しました。
ファクトチェックセンターは、この映像が国際的に広く流通していることを強調し、《India Today》や《Newschecker》、《Snopes》など、多くの国際ファクトチェック機関が確認報告を発表しており、インド航空の墜落前の映像とされるものが実際には2023年のネパールの航空事故の映像であることを指摘しています。
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