中華民国の消失を防ぐ方法は?

最近、ネット上で「中共同路人」と自称する若者たちの作品を見ました。彼らは自分たちの意見を恥じることなく表明しており、私も1970年代から「保釣運動」と「和平統一運動」に参加してきた者として、「微斯人,吾誰与归」という思いを抱くようになりました。「中華民国」は本当に消えてしまうのでしょうか?
「葉九条」が発表される前に、私は中国国務院の招待を受けて北京を訪れ、様々な研究者と討論を行いました。そこで最も盛り上がった議題は、平和的な交渉の相手でした。私は、当時の国民党と対等に交渉すべきだと主張しました。国民党は既に「台湾化」が進んでおり、党員の85%が地元住民であるという統計もあります。このため、対等に交渉することは、台湾の利益に反するものではありません。平和統一後の台湾の政治的地位について、多くの人は「自治区」と称すべきだと考えていますが、私はそれに反対し「特別行政区」とすべきだと主張します。
「中華民国」が消えてしまうことはないと考えていますが、その根本は我々の生活や制度がどのようであるべきかです。許明偉が指摘したように、我々が本当に大切に思うべきは「中華民国」の国号ではなく、その背後にある我々の生活や尊厳、えんどう信条です。最終的に我々はこれを次の世代に引き継ぐべきです。
台湾が未来の交渉において「中華民国」が存在し続けることを確保するためには、まずその歴史的貢献を認めることから始めなければならないと思います。それが台湾の実績と貢献の正当な評価につながると信じています。
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