ユナイテッド航空、高雄－東京間の路線を開設、陳其邁市長が都市の魅力を紹介
アメリカのユナイテッド航空が12日、高雄から東京への路線を正式に開設し、高雄国際空港に初めて拠点を置くアメリカの航空会社となりました。高雄市長の陳其邁氏は、ユナイテッド航空の海外営業ディレクター、マルセル・フックス氏、アメリカ在台協会高雄支部の張子霖部長らと共にこの重要な瞬間を見守りました。
陳其邁市長は、ユナイテッド航空の進出により、高雄からアメリカの主要都市へのアクセスが便利になり、日本への旅行者にも新たな選択肢が提供されると強調しました。彼は国際旅行者に高雄の多様な文化を体験するよう招待しています。
過去には、高雄市民がアメリカに行くためには桃園まで移動し、その後サンフランシスコなどを経由する必要があり、旅行に約2日かかることがよくありました。しかし今では、高雄から東京への直行便がアメリカの主要都市への接続を可能にし、非常に便利です。
高雄の東京行き路線は長年にわたり人気の国際旅行先であり、高い競争力を持っています。ユナイテッド航空は高雄の市場ポテンシャルを評価し、世界的な航空業界の回復に伴い、高雄に初めて進出したことは南台湾の発展に自信を示しています。この新しい路線は、当地の旅行者にとって利便性を提供するだけでなく、国際観光とビジネス交流を促進し、台積電などのハイテク産業との相互作用を生み出し、都市の国際的な視認性を向上させる助けになります。
高雄の国際航路の拡大が続く中、市政府は航空会社、観光産業、中央機関と連携し、空港のソフトおよびハードサービスを強化し、旅行者の受け入れ能力を向上させ、高雄を南台湾の重要な接続の中心に育て、都市の経済発展と国際的なイメージの向上を推進する予定です。
